電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

私学の文科中退が代替エネルギーを作りました

ツイッターでこんな事を呟いた。

脱原発の最重要ポイントは、大義ではなく、ビジネス。何より重要なのは国策の転換」

「やっぱ脱原発のカギは、代替エネルギー論ではなく、電力の自由化と分散化」

少しは自分の呟きを検証しておかないとなという訳で、素人目線で、1時間程度かけて、コストを調べてみた。

現在、家庭用ソーラーシステムは、KWあたり70万くらい(この数字がおかしいという指摘歓迎)。

一方、原発は、100万KWの出力の奴で、製造・施工に3千億くらい(5千億なんて話もあった)。だとすると、KWあたり30万から50万(こちらの数字も同様)。

ソーラーシステムはメンテが大変という説が強いが、メンテの大変さは、原発の方が遥かに上である事は、もう誰の目にも明らか。さらに上記のコストには、廃棄燃料処理コストや周辺への保障コストは入ってない。それで現時点でも、この程度の数字な上に、ソーラーやその他の脱化石燃料発電と分散化が国策になれば、当然、技術もガンガン進み、さらにコストは下がっていく。

あれえ、代替エネルギー出来ちゃいました(爆笑)。

数字が間違いがあるというなら、ガンガン指摘して欲しいなあ。だって、私学の文科中退が、1時間で調べた事だから、大嘘あって当たり前というか。田中優の銚子沖の風力発電並み、いやそれ以上のいい加減さがあるのかもしれない。太陽光パネル製造に必要なシリコンの調達が超大変なんて話も聞く。

それでも、自分には、発電の分散化(その為には当然、ある程度の自由化が必要)しちゃえば、結構、あっさりのような気がするんだが。当然、ソーラーへの補助金は打ち切った以前のレベル以上にする(全額補助だっていい)。原子力にジャブジャブ金使う事考えれば、それでも安い安い。停止原発の後処理は、中曽根とナベツネの仲良しコンビが個人資産で賄えばよろしい(半ばマジ)。

ヨーロッパじゃ2050年までに脱原発とか、その辺りで話が進んでいる国があるみたいだが、そんなに長いタームでなくとも、20年もあれば出来ちゃう気すらしてきた。

原発は、東芝や日立が作って、大手ゼネコンが施工するという、要は典型的なお国の行政なんだよな。それがシャープや京セラになったら問題あるのか。東芝や日立だってやりゃいいわけだし、施工もゼネコンがやれば、そこは何も変わらないぜ。個人的には、中小や新しいメーカー・施工者がどんどん出てきて欲しいとは思うし、国は国策でそこを育てる事こそが重要だとも思うし。

何かやる気になれば、脱原発なんて、簡単な気がしてきたね。うんうん。


【追記】ツイッターで、数値がおかしいのではという指摘を頂いたので、次々エントリーでさらに詳しく考えてみました。