電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

まずは数百のアクセスを得る為に

間が少し開いてしまったけど、ようやく連載2回目。前回は右上の「ネットで人気者になる方法」から。

さて、前回で、自分は人気者ではないと書いたが、格闘技系の狭い狭い世界の中では、そこそこ名前を知られていることも確かで。まずは、誇張も卑下もないところの、かなり冷静な現在の自己認識を書いておく。

正直、格闘技系の専門マスコミで、自分のことを知らない奴がいるとするなら、そりゃもうモグリだ。勿論、これは書き手としての評価だけではなく、何年もスマックを主催し、現在はヴァルキリーの主催側の一人としてやっていることも含め。格闘技マスコミの世界は狭い世界なんだね。だから、もし自分を知らないなら、勉強不足。その一言で終わりだ。さすがに、その程度の仕事はやってきた。

が、マスコミ以外のプロモーションサイドは、どうだろう。多分メジャーといわれるプロモーションの偉い人は、自分のことなんか知らない。残念ながら。知ってたら、こっちがびっくりという感じで。

選手サイドになると、これは益々顕著となる。だーれも、おれのことなんて知りません。そりゃ女子関係では、多少は知られているかもしれないが、それは大会やら何やらで、直に接するからで。裏方の煙草臭い(もしくは、汗臭い)、おっさん。認識は恐らくその程度。勿論、何人かは親しく話せる子もいたりするが、そりゃこんだけ長くやってれば、当たり前という感じで。男子の選手は、自分のことなんて、まるで知らない。見事なくらい。

以上は、いわゆる関係者。では、一般ファンはどうか。こりゃもうほぼ無名。それでも、昔からネット好きで、自分があっちこっちで、罵詈雑言を書き飛ばしていたのを見ていて、メモ8は面白いよねーと言ってくれる人間は、恐らく数百人はいる。千人の桁に乗るかもしれない。

が、結局は、その程度だ。世間的に見たら、まったくの無名と言っていい。

だから、このブログのアクセスもその程度。自分が初めてのブログ(このブログじゃないよ)を開いたのは2006年の2月で、かなり遅い時期であったとも言えるが、自分が書き込んでいる他のブログなり、掲示板に、始めたことをさらっと告知するだけで、それだけで、1日300くらいのアクセスは出た。もうここからして、ただの無名の一般人とは違う状況なわけだ。放っておいても、300くらいのアクセスが出る状況を、まったく無名の人間がすぐ作れるのかと言えば、これは当時だったら、絶対無理だ。

ところが、ネットも色々進歩しているわけで、特に格闘技/プロレス関連なら、何回も書いていることだが、どこのブログも、アクセスを簡単に稼ぐ為の武器として、スポナビへのトラックバックという方法を知ってしまった。加えて、NHBニュースのリストに登録してもらう。これだけで、恐らく毎日更新すれば、数百のアクセスは出る。特にニュース紹介系や、動画紹介系の記事を丁寧にアップすれば、始めて数日で、1日千を超えるアクセスも不可能ではない(と思う)。

格闘技関連のブログなら、という限定はつくが、まったく無名人であっても、今ならこの程度のアクセスは、すぐにでも稼げる。つまり、ジャンルによっては、自分が長年ネットで書き続けていて、ようやく得た読者程度のアクセスは、そういうシステムを利用するだけで、簡単に達成できるということ。

格闘技ブログでなくとも、最近はニュースサイト系では、トラックバック的な見せ方をさせてくれるサイトも多い。つまり、格闘技ブログでなくとも、そういう方法はあるわけだ。まあジャンルを特定して狭いことを書いているブログだと厳しいのかもしれないが、1日数百というアクセスなら、ネットの仕組を利用することで出せる可能性は大きい。

が、そうやって稼いだアクセスとは一体何なのかという話。ここが重い。実に重たい。

じっくりと続きます。