電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

ページビューとはなんだ?

タイトルは「青春とはなんだ」風に読んで欲しいわけだが、別にそう読まなくとも構わない。

このブログ、すっかり、園子温の「恋の罪」ブログになっている事は、『がんばれ住田、がんばれ自分……園子温「ヒミズ」雑感』でも書いたし、ツイッターでも呟いたりしているんだが、結果として、最近は大して更新もしていないのに、昔キチンとした理由があって何とかブログのアクセスを増やそうと、しこしこ毎日書いていた頃に匹敵する位のアクセスが出たりして、何だかなあという感じである。

では、今はアクセスを増やそうとしていないのかと問われるなら、ほとんど気にしてないというレベルであって、そりゃアクセスが増えれば、単純にうれしい。より多くの人の目に触れればうれしいに決まっている。かと言って、水野美紀のおっぱい求めて検索から来た人間が百人やそこら増えただけで、どれほどの意味があるのかと言えば、ほぼないと言っていい。

恋の罪」の情報が欲しくて来た人なら、間違って比較的本格批評のつもりがある『「恋の罪」には水野美紀のおっぱいが足りない』をマトモに読んでくれる可能性もあって、結果として、このブログの他のページを見る可能性もゼロではない(それでも、アクセス履歴をチェックする限りはその割合はさほど多くない)。間違って、以降このブログを巡回してくれる人もわずかにいるだろう。例えば、原発周辺のネタをキッカケにして、このブログを読むようになってくれた人がわずかにいるように。ところが実際は、そのほとんどが、水野美紀のおっぱい画像を求めて来た人達であって、つまりは、ほとんどそのエントリーすら読まれない。

恋の罪 水野美紀」の前は「赤犬 モデル」だった。「ワンピース」の『赤犬のモデルは誰か』というネタだ。今でもそこそこある。逆に言うと、所詮アクセスなんて、この手の検索で上の方に来る大ネタを数を増やしていけば稼げるという話でもある(んだがそれが難しいのも当然)。

そうやって増やしたアクセスに一体何の意味があるのか。例えば、映画ネタに貼っているアフィリエイトの売れ行きが多少上がるという事はあるだろう。かと言って月数十円の稼ぎが数百円になって、それで何の意味があるのかと言えば、まったくないに等しい。つまり、アクセスというのは1日あたり少なくとも数万になって、スケールメリットが出て(数百円とかの世界でなく万円単位になって)、初めて意味を持ち始めるのであって、行って数千のレベルでは何の意味も持たないという事だ。

勿論、こうやって文章をシタタめる事自体による、ささやかな自己満足や、その他わずかな意味ならいくらでも探せる。このブログの文章を通して、自分という人間をわずかに理解してくれる方も極々稀にはいるだろう。が、逆に言うと、その手の目的以外は、何もないと言っていいわけで、それは別にブログに限った事ではなく、ツイッターであったり諸々のSNSだったり、すべては同じであって、だからこそ、未だによく見かけるSNSやる奴偉い、やらない奴遅れてる的な言説こそ、食い詰めたIT業者のステマだとしか考えられない。オチ冴えない。