電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

高田の背番号も知らないわけではない

国内のペナントレースがどうなっているかも知らない癖して、イチローの打率は知っている。野球に関心が薄れても、イチローや松井の戦績くらいはネットでチェックするからだ。

格闘技ファンでも、国内状況、特に自分が関わっているようなインディーな世界は、まったくわかってない(というより、わかろうとしない)人は多くて、その割には海外の状況とかには異様に詳しくて、何だかなと思うことが多いんだが、何のことはない、自分も野球に関しては、そうなっているという。

自分から、積極的に関わろうとしない限り、格闘技に関していえば、会場に足を運ぶか、ネットであれば相当マイナーなところまでチェックしようとしない限り、一見すべての情報は等価に転がっているネットであっても、それは自分から情報を取りに行くからであって、受動的に情報を得ている場合は(例えば、ルーチンワークで一般ニュース系サイトを見るだけというレベルは、最早受動的と言っていいだろう)、こと海外のメジャーな情報など、国内マイナー情報よりは、はるかに親切にわかり易く提示されていているということだ。

この前の「DREAM」で、試合後のカンセコに群がるカメラマンの多さにも驚いたが、石井の「戦極」参戦が、一般ニュースとして散々流れることにも驚く。メジャーはいかにしてメジャーになるのか。誰がメジャーであると決めればメジャーなのか。個人のリテラシーとは別に、世間の基準というものは確かにあって、それを読み対応する能力が必要なんだが、わかっちゃいるけど面倒くさい。どうも、根がマイナー指向でいかん。