電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

おれのハートも剥き出しなのさ

この画像でわかるかな? メインマシンのハードディスクが剥き出しにされております。

23日の前日計量に向う朝までは、メインマシンの「ThinkPad T60P」は元気だった。前日計量の会場で立ち上げようとしたら、立ち上がらない。BIOSすら。ああシステムボード系(つまりマシンの根本)だと気付き、うーむと唸る。こういう時に限って2週間くらいバックアップをしてない。とにかく、メールの内容と、データがキツい。格闘技仕事、システム仕事の双方とも。

さて、どうするか。多分ハードディスクは生きているという予感があって、なので、取り敢えず抜き出したい。ThinkPadは、こういう時に便利な作りになっているのが偉いところ。かと言って、最近(もう5年くらい)は、マシンばらして色々いじるとかやってないんだよな。このメインマシン、1年前くらいにも、1回壊れているんだが、その時ハードディスクを抜き出して、あれっ、この形状、おれ知らないと唖然とした。5年もバラしてないと、さすがに世界は進んでいる。この時は、データ的にはメールのバックアップを2週間くらいとってなかっただけで、さほど忙しい時期じゃなかったこともあって、そのまま修理に出してしまったので、そこで思考を止めてしまったことが痛い。セカンドマシンは勿論用意しているので、何とかなってしまったのだ。

自分が、ノートを散々ばらしていじっていた頃から、ベアドライブ(剥き出しのHDことね)をノートのカードスロットに接続するような、外付けケースはよくあって、これなら自宅に2つか3つ転がっているんだが、ディスクのコネクタの形状が違ったら、もうお手上げだ。

GCMの事務所に戻って、PC以外の仕事を片付けながら、さてどうするかと思っていたとこで、恐らくネット系の知人ではほとんどいない、自分よりPCに詳しい人であるところの、小坊主大先生から、ツイッターのメッセが入る。翌日大会のチケットの話で。電話くれとメッセを返し、しばらくして「客先なんだよー」と早くも恩を売りながら電話をかけてきた小坊主大先生に、色々相談する。なるほど、そういう名前のコネクタが必要なのかとか。アキバのヨドバシクラスの店に行けば、間違いなくあると言われて(しかもアキバのヨドバシは22時までやっている)、何とかなると、少しほっとする。いやあ、マシンがなくても、検索代わりに使える友人って宝。

大会の会場で配る簡易パンフと、茂木P編集フリペを、東向島の印刷所に取りにいく。何と久保親分のクルマで。前々回まで、デカいバケージをゴロゴロ転がして、電車で取りに行っていたんだが、前回、たまたま親分の時間があった為、お願いしたらあっさり運転手やってくれた。あまりにラクチンだったので、今回もお願いしたらOKとのことで。ついでにアキバに送ってもらう。

アキバが今のアキバになって、初めてアキバに来たという久保親分、浮かれる(爆笑)。「おお、こんなところにドンキーがあるぞ、買物するから付き合え」とか言い出す。いや忙しいんですが。付き合う。さて次はヨドバシだと思ったら、「アキバ名物は何だ? 何か食おう」とか言い出す。ドンキーの下で、久保親分はコロッケ、おれはおにぎりを立ち食う。親分楽しそうだ。いやいや、そんな場合じゃないんだって。ハードディスクだよ。というわけで、アキバを満喫した親分と別れ、ヨドバシへ。探す元気もなく店員に速攻で場所聞いて、大した値段もしない、そのツールを買って帰宅。速攻で、上記画像に見える状態にして、予備のノートにデータを最小限コピって、環境を復旧。このツール、電源ランプ(上記画像の緑色)と稼動中ランプ(上記画像の青色)のふたつがあって、暗闇で動かしていると、かなり素敵な感じで少しだけ和むが、和んでいる場合ではない。

何とかなる、間に合う、大丈夫だと言い聞かせながら、そのまま徹夜仕事に突入。まあ大体のことは間に合った。が、復旧したデータから印刷した、当日会場貼り用のポスター(次回大会の予定とかを大書きしたもの)とか、大量に印刷したのに、自宅に忘れてしまったことは内緒だ。