花に荒しのたとえもあるぞ顰蹙だけが人生だ

水道橋博士がツイッターで、このブログをご紹介頂いて、昨日はこのブログにしては、とんでもないアクセスになった。まずは水道橋博士に最大限の謝意を。ありがとうございました。

アクセスは７千弱。昔やってたブログで、ヌルヌル事件の時（苦笑）、１万超が何回かあったような記憶が、いやイチローの悪口書いて炎上した時の方が凄かったか、あの時は数万いった筈だ、そんなことはどうでもよろしい、ともかく、このブログになってからは、間違いなく最高のアクセス数で。

不思議と、ブログのコメント欄は盛り上らず、表面上は何もなく静かだったように見えるが、ツイッターでは、博士の呟きがＲＴされた数だけで、自分からすればびっくりするくらいの数だったわ、あっちこっちに転載されるわ、フォロワーは１５０人増えるわ、ブックマークは山ほど頂くわ、はてなアンテナやＲＳＳリーダーの登録数まで増えるわ、犬は炬燵で丸くなるわ、猫は走るわ、もう朝から晩までお祭り騒ぎだった。

かと言って、こういう一時的なアクセスの爆発は、数日は余韻を引くものの、次第に沈静化し、大体元のレベルまで戻ってしまうのが常であり、それをどう持ちこたえるか、そこまで戻さず、どれだけ底上げするかが、自分の仕事であるわけだ。今回は、概ね好評であった。が、それはあくまで概ねだし、こうやってアクセスが跳ね上がると、増えたという理由だけで反発する人も出てくるものだが、それが数が増えるということだ。そうでなくても、自分は概ね顰蹙を買いがちなことを書く人間であり。

ところが、2003年にスマックガールという女子総合格闘技を手伝うようになってから、やめてくれやめてくれ、お前がネットに何か書くとぶち壊しだという周りの声に、そうだよなその通りかもしれんよなと、そこから何年も、かなり自粛気味に書いていたものを（一時期はまったくネットに何も書かない時期などもあって）、ところが、この不景気下で、格闘技、さらには女子総合格闘技、決して状況はよくはなく、つまりは今やっている「ヴァルキリー」という、金網の中で女子が殴り合う総合格闘技を、もっともっと知ってもらいたい見てもらいたい、その為に、もう背に腹は変えられない、本来スタッフの名前が売れても意味はないのだが、いや腹が背になることもあるかもしれぬ、書かねばならぬ、とにかく何でもいいから、只管ベクトルを外に向けて、存在を周知していかなくてはならぬ、そのためには多少の顰蹙など構ってられぬ、勿論、やめてくれという声もなくはないものの、いやあいつはキチガイなので友達ではありませんと言ってくれればよい、つまり自分は久々に限定解除しようとしているのであって、それでも自分のあまりに強い理性悟性は、ついつい無難なことを書こうとするのだが、そういう自分に鞭打って、さらに激しい顰蹙を買っていかなくてはならぬ、雨風に晒される強さを持たねばならぬ、故にすべてのクソったれの皆様方におかれましては、遠慮なく罵倒を投げつけて頂きたいと思う所存である。