電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

おれの背中の孤独の孤の字は誰にも見えない

連載続き。そもそも何でこんなことを始めたのか、誰も覚えていないという説は強いが、あのその上記の「ネットで人気者になる方法」というタグから、マトメ読みも可能ですよ、はい。今回はある種の結論。

このブログ、毎日更新を自分に義務付けたのは、去年の8月の末。まあ9月初から開始したということにするとして、あと1ヶ月半で1年となる。結果、マメに更新することが、アクセスアップに何か効果があったのかと言うと、数字的にみたら、これはもう効果ゼロというのが結論だ。

毎日更新しても、少なくもこのブログに関しては、アクセスアップしなかった。統計的事実。残念。最も1年ではダメだが、3年やれば増えるかもという可能性はゼロではない(が、さすがにそこまでは無理だ、やっぱりキツいんだもん)。

アクセス解析の数字を分析してみるに、やはり一番厳しいなあと思うのは、アクセスの大きいサイトからリンクされないということ。定期的に人が来ているのは、もうツイッター経由が圧倒的に一番多くなってしまった。それ以外では、グリフォンさん(id:gryphon)のとこと、NHBニュースくらいで、要は大票田みたいなリンク元がそれしか存在しない。これはどういうことかと考えてみるに、つまりリンクする側がリンクする気にならないブログということなんだろう。相互リンクを募集しても、これしか集まらないというのも、その事実を証明している。

自分が自分のブログの最初の読者であるので、面白いのか面白くないのかといえば、読者・自分としては、充分面白いというのが結論なんだが、残念なことに、アクセス数と面白さは反比例こそしないものの、正比例もしない。読者・自分以外からも、多分、この規模のアクセスのブログとしては「面白い」と褒めて頂ける機会は多いと認識している。いつも、ありがとうございます。けれど、哀しいことに褒めてもらえてもアクセスアップとは何ら関係ないんだね。

アフィリエイト目的であるなら、面白い面白くないの問題ではない、アクセス数だけが問題となるので、逆にアクセスアップの為の方法も、他にいくらでも考えられる。が、目的は、あくまで自嘲表現ではあるものの「人気者になる」ことであり、自嘲表現を削り落とせば、それは、自分の発言の説得力を増したいということでもある。勿論、繰り返すが、この規模のブログである割には、文章自体の説得力はあるつもりではいる。けれど、それはやはり、あくまで「この規模のブログである割には」「この程度の無名ブロガーの割には」という但し書きが必要で、逆に言うと、その程度の説得力は、もう10年前からあったというのが結論でもある。

ダメだな。まるでダメだ。何をやるにせよ、キリというのは必要だと思うので、何とか8月一杯までは毎日更新を続けてみるが、それまでに何か違う方法を考えなくてはならない。まだ諦めないということだ。それでも、おれの背中の孤独の孤の字は誰にも見えなかった。いや、仮に見えていたとしても、それは数字には何の効果を持たなかった。悔しい結論ではある。

多大な影響を受けた、つかこうへいの死去に哀悼の意を記す。