電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

おれが電波宣言

日に日に、という表現が誇張でないほど、都内のソフトバンクの電波が酷くなっているような気がする。地方の話ではなく、あくまで都内の話。特に新宿とか、そういう人が多いところがヤバい。勿論、改善の過程で、今は単なる過渡期な状態であって、これからよくなるという話なのかもしれないが、回りのソフバンを持つ人間でも、このびっくりするほど繋がらない、すぐ切れるという感覚は共有されたもののようだし、これが続くと、相変わらず微増を続けるシェア争いすらヤバいのではないか。感覚的には、発売されて3年くらいたった頃のPHSって感じ(かなりいい加減な表現)。

一説には、既に基地局・中継局の数の問題ではなく、iPhone/iPadによるトラフィックの増大が顕著で、エリアとしてはカバーされている範囲でも、複数の端末が電波を奪い合う為、つい今まで入っていた電波が突如入らなくなるという現象が発生するらしい。これがホントなのかは知らない。が、自分の感覚的には、ホントだとしか思えない。

去年の前半に「電波改善宣言」などとぶち上げて、基地局増設のまっ最中だが、それすらしてなかったらどうなっていたんだという話であって、実は元々予想されるトラフィックの増大から計画されていたものを、如何にも「出来ました」と戦略的にぶち上げたような気もするが、それにしたって、未だ後手後手に回っている印象しか与えないのは如何なもんか。

例の「光の道」も、まあ技術的・採算的にどこまで孫さんの主張が正しいのかは知らんが、WiMAXが急速に拡大する状況で、さて今時、光の100%に拘ることがどれだけ重要なのかイマイチわからない。勿論、ここには自分の実感があって、光は速度は早いものの既に枯れた技術という感覚があって、その光が市街地を中心に伸びて始めた時代に、ADSLのモデムをタダでバラ撒いていた癖して、今頃になって何言ってやがんだという気はする。

っつーかさ、あの龍馬伝で泣いてる感性を信用し難いんだよな。実はドコモの携帯使ってるから自社の電波の悪さを知らないとか、取り巻きが携帯用のホームアンテナ持ち歩いていて(そんなモノがあるのか知らないけどさ)、孫さんの回りだけはいつも電波良好だとか、そういうところまで疑いたくなるよな。