電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

本当に英語を勉強し始めた

「二十年前、おれは月曜日には英語がしゃべれた」で英語の勉強を始めた話は書いたが、このまま何も書かないと、あいつハッタリ書いておいて三日坊主で終わったんだろと思われかねないので、少なくともツキイチくらいはこうして報告を書く事にする。

11月のアタマ位から、映画の録画やら何やらでチューナーがふさがっている時以外は、CNNを流しっぱなしにして、約1ヶ月。進歩はある。日に日に聞き取れるようになっている。これは聞き流しているだけでなく、後述の勉強を開始したのも影響あるかも。但し、聞き取れると言っても、あくまで英語が音として聞き取れるているだけで、意味はさっぱりわからない。ちょっと説明が難しいんだが、音の連なりが単語の連なりとして、しっかり聞けるようになってきているだけというか。

とにかく自分は単語力がない。これは受験勉強をしていた頃からわかっていたが、読解力が高かった為、長文読解だけで、そこそこイケてしまっていたから、ちっとも覚えようとしなかった。しかも、歳を取ってどんどん忘れていく。これを痛感したので、上記のエントリーを書く数日前から、単語の勉強をすることにした。実はこれを数日やってみて、これなら続きそうと思ったので、宣言する事にしたのだ。

11月は、自分の英語力がどれほどないかを正しく認識し、教材やらを試行錯誤し、英語勘(?)をとにかく少しでも戻すつもりでやった。

教材は、基本はアンドロイドのアプリ。トイレでも出来るのがいい。PC系のソフトも探してみたんだが、どうもピンと来るのがなかった。ただ、自分は電子辞書マニアで、日本語関連だと国語辞典だけでなく、類語辞典やら何やら色々PCに入れていて、英語も英和と和英は入れていたんだが、さらに英英辞典と文法辞典を買った。なるべく英英辞典に慣れろというのは高校時代に教わった。かと言って、中々いきなりは歯がたつもんじゃないわけだが、すべての辞書を使っているロゴビスタで、平易な英語で解説しているのがウリの奴があったので買ってみた(文法辞典も同じくロゴビスタのもの)。

アンドロイドのアプリはまずはこの「英単完全攻略8000語」。例文は一切ついてないが、全単語にネイティブの発音がついているのが決め手。で、このアプリ、レベルが1から6に単語が分類されていて、下から、レベル1:中1(300語)、レベル2:中2(500語)、レベル3:中3(700語)、レベル4:高1・2(1500語)、レベル5:高3・大学受験(2000語)、レベル6:難関大学TOEIC(3000語)。クイズ形式になっているので、これで覚えるというより、単語カードをめくる感覚でチェックに使える。

レベル1から3、中学の合計1500語は、ほぼ完璧だった。1495語くらいは。中学時代までは優等生だったという。ところが、レベル4の高1・2の1500語になると、正答率が8割前後まで落ちる。さらにレベル5の高3・大学受験の2000語になると6割以下まで(レベル6まではまだ行ってない)。答えは4択なのに、この正答率。情けない限り。とにかく、このアプリはチェックと単語の発音を聞き、自分でも発音するのを繰り返す。

覚えるのに使うのは、この「新TOEIC(R)テスト英単語・熟語マスタリー2000」「新TOEIC(R)テスト英単語ターゲット3000」のふたつ。両方とも、例文が豊富で、例文にもネイティブの発音がついているのがポイント。どちらか一方のアプリに絞った方がいいかなとも思ったが、飽きっぽいので、2つを併用することにした。

どちらも、例文のネイティブの発音を繰り返し聞き、しつこく音読を繰り返すようにしている。CNNは聞き流しなので、短い文章から精聴(?)もやっておいた方がいいだろう、加えて自分の発音も磨いていった方がいいだろうという方針。勿論、例文を読むという行為も発生する。

他にも試してみているアプリはあるんだが、その辺はまたおってという事で。

今のところ、せっかく覚えた単語でも片っ端から忘れてしまう状態だが、気にしない。徐々にペースを上げていって、とにかく何回も繰り返しやるつもり。忙しくても最低でも1日30分はやる。時間がある日は、気がむけば何時間でもやる。とにかく心掛けているのは、マメに辞書を引く習慣をつけることと、自分でも声を出すこと。結果として、3週間弱やっただけで、かなり英語勘が戻ってきている感じ。あと1ヶ月みっちりやれば、大学受験の頃程度には戻るような気がしている。まあ、気のせいだけかもしれないが。

しかし、電子辞書は早く引けていいね。今時の大学生なら、全員英語はペラペラになってなきゃおかしいんじゃないかという位、楽チンだわ。ゆとりか。やっぱり、ゆとり教育が悪いのか。

ちなみに、引きこもりのまま、教材にもそれほどカネをかけず、英語ぺらぺらになる事が、あくまで目的だ。