電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

タ抜きのインポー ン

学習開始から丸4ヶ月弱経過。中旬が仕事で久々に忙しかったので、学習時間は、月末に何とか取り戻そうしたもののトータル時間だと若干減ったかも。勉強内容も特に変更なし。基本は可能な限り何時間でもCNNを聞き流して、それ以外は単語の勉強(と、その例文の精聴と音読)。

記録しておくべきは、初めて英語の夢を見た。とは言え、自分が英語を勉強している夢なのであまり意味なし。あと、現在、メインPCが壊れて修理に出している為、普段CNNを流しっ放しにしているマシンを仕事にも使う状況がたまに発生する為、さすがにコンパイラをガリガリ回しながら、TVソフトを立ち上げておくと重たいので、そういう場合は、WNYCというニューヨークのFM局のネットラジオを聞き流している。英語学習をキーにして検索で上の方に出てきただけあって、結構有名らしく、音楽少な目でベラベラ英語しゃべっていていい感じ。別にCNNなど契約してなくとも、これだったらスマフォで聞ける(筈、試してない)し、探せば他にも色々な放送局があるし、最近の若い子はホント恵まれてるねえ。いくらでも簡単に生きた情報込みの英語が聞ける。

ヒアリングの進捗としては、繰り返し聴けばかなり分ってくるんだがなあという感じで、ましてやスクリプトがあれば、それをざっと見るだけで、次からは聞き取れる(激しくリエゾンしたりフラップしたりしてると例外はあるけれど)。それじゃダメだ、そろそろ、スクリプトなしで1回で聞き取れないと意味ねえじゃんと、心構えを切り替えているところ。

というわけで、厳し目の自己診断は、1回聞いて即座に意味が像を結んだと言えるレベルまで理解できるのは、まだ1割程度というところか。あくまでCNNを聞いていて、これという事であって、洋画なんかだと、結構分ることもあるんだが。

一方、自分の発音はどんどんよくなっている手ごたえがある。このままでいくと、ちっとも聞き取れないし、ましてや全然しゃべれないけど、文章を音読するとネイティブ並みなんていう、いびつな成長を遂げてしまう気がする。それはそれで面白いのかもしれないが、そろそろ修正しないといけない。

その発音なんだが、まだ"th"の音は前後の音によっては多少引っ掛かりはあるものの、概ね良好になってきた。自然に舌をかんで、ちゃんと"th"らしい音が出せるようになった。発音が上手く出来ない自覚がある残りの音は"tn""dn"の音か。これが難しい。"tn"であれば、クリントン元大統領の「トン」とか"important"の「タン」の部分の音。"dn"であれば"could't""would't"のケツの部分。

この音、辞書のオマケについてる単語単位の発音を聞くと、ネイティブでも口に抜いて"t""d"の音が聞えるんだが、文章中だと、ほとんどの場合、鼻に抜いて"t""d"を発音してない。「インポー ン」「ウッ ン」と言ってる。手持ちの本の発音方法の解説も何回も見たし(一応コツが書いてある)、ネットでも随分探したんだが(こっちは音自体はあっても、音の出し方のコツは発見できず)、結局こうやると確実にこの音が出るという方法が、"th"の音の時のようには見つからない。今のところは文章の中にある時は、微妙に軽めに"t""d"を口に抜きながら、可能な限り鼻にも抜くみたいな風にする癖をつけるようにして、時たま、しつこく単語単位で「クリン ン」「クリン ン」「クリン ン」「クリン ン」と繰返している。一人部屋に引きこもって、やってるからいいものの、ハタから見たら単なる頭のおかしいオジさんだ。

要は、教わってもすぐには出せない音がある。日本人が日本語を発音する場合でも、日常では意識しなくても、サ行がダメとかナ行が苦手とか、はっきりと個人差があって、得意・不得意があったりするんだが(若い頃に舞台芝居で発声練習をした経験より)、少なくとも一般的に日本人が苦手とされる"l""r"の区別より自分は"th"が苦手だし、"tn""dn"に至っては、多分誰でも最初は出来ないと思う。

まずは正規の出し方を練習し、それで上手く出せないなら、自分なりに工夫を加えて、ネイティブと同じ音が出るまてシツコク練習するしかない。

そうそう、TOEICの初試験は5月のつもりでいたが、よんどころない理由が発生、6月にする事にした。1ヶ月遅れることで、当初の来年中に900点という目標を達成するには、初回のテストで、700点を大幅に上回って来ないと厳しいと思うんだが、自己診断では、今の調子ではまず無理だと思う。とは言え、まだ4ヶ月近くあるわけだから、ここからだねと自分を励ますしかない。