電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

夜明け前に逃走予定のグリフォン

ええーっ十回書けば議論って終りなのー!? けどこれ続くな。一生続くな。あの世でも続くな。生まれ変わっても続くな。地球が暗黒物質に飲み込まれても続くな。そうして再びビッグバンが起きても続くな。

というわけで、前回のおれのはここ、それに対するグリフォン様のはここ

今回、ついに10回目。10回も続けるぐらいだから不毛な人との不毛な議論、と
最初から宣言していたこれも楽しんだところがないとは言わない(笑)だが、これも以前すこし書いたようにさすがに二桁に載せれば十分だろう。内容や展開次第ではあるが、いちおう区切りの回、集大成としたい。

でね、この辺りはまだ枕というか、前フリなので、反論なさるにしても後回しにして欲しいと書いてから、少し触れておくが、どうもこの量的自慢、さっぱり分からないんだわ(それと、まさにどうでもいいことなんだが、上記引用、折り返し句読点ママだ。冒頭なんだし、老婆心ながら、もう少し見直した方がいいんじゃないでしょうか)。

グリフォン様は、時たま、おれのような常人の理解が及ばぬご自慢のなさり方をする。例えば随分と昔のここにあるこれ(おれがそれを指摘したコメントも付いている)。

私は格闘技ブロガーの中でもっとも早く、このキンドルについて書いた。

グリフォン様にとって、こうやって人様より先に何かに言及することが、それだけで価値を持つらしいことは昔から何となく理解していた。確かに、時間的先行に価値をおくこと自体は理解出来なくはない。あれだね、トップ屋魂みたいな奴だね。

かと言って、時間的先行「だけ」では、自慢出来ることではないというのが常識に近いと思うんだが、常人である、おれの常識は、アルファブロガーグリフォン様の非常識なんだろう、ましてや、今回は量自慢だ。これが何故自慢になるのか、さっぱり理解出来ない。

グリフォン様は昔から、こういう傍目には自己完結してるようにしか見えず、「論」になどなっていないが、本人だけは「論」だと思っている(らしい)展開をよくする。他人からすれば、変なのとしか思わない筈なんだが、それを指摘すると、どうも何を指摘されているのかすら理解出来ないようだ(あるいは、しらばっくれているだけなのかもしれない)。ずっと昔から、そういう人なんだとしか言いようがない。

上記引用部分について、もう少し。もし今回の議論を本当に「不毛な人との不毛な議論」と言うなら、これは年長者からの真摯なアドバイスとして読んで頂きたいんだが、そういう時こそ、もう少し本気でやった方がいいのではないかと思う。さすがにナメ過ぎ。

もし「ええーっグリフォン様って、その正体は○○社の××さんなんですって!」となった場合、こんな文章群が発見されて大丈夫なんだろうか。地位や立場や、ひょっとして職まで失ったりしないもんなのかな。散々罵詈雑言を自分向けに書かれている立場ながら、ガチで心配になってしまう。勿論、本気にやってこの程度ということなら、それもしょうがないねという話なんだが、いくらなんでもそりゃないだろというぐらいに酷い。

では具体的に。

 * * *

前回、自分はこう質問を投げた。

上記長々と引用した、おれの「だらだらと書いた」文章において、


イ)ここで、おれは『「自分にとっては心地よい、正しいもの」だという説明』など書いたつもりは、まったくないんだが、どうか。書いているというのなら、具体的に指摘されたし。


ロ)さらに、おれは『「グリフォンを含め他の人にも正しいものだ」という説明』など書いたつもりは、まったくないんだが、どうか。書いているというのなら、具体的に指摘されたし。


ハ)上記において、おれが書いたつもりなのは、グリフォン様の「欠陥指摘」が如何に拙いものであるかなんだが、これについてはどうか。そんなことは書いてないと言われても、おれはそのつもりで、そうでないと言うなら誤読なので、以降そのつもりで対応してくれないか。ここに関しては誤読の可否については問わないから。「だらだらと書いて」申し訳ないと思うしね。けれど、どれも外せない話ばかりだったの。


ニ)加えて、上記文章への返答のここで、グリフォン様は上記の自分の説明を受けいれたとしか思えない新案を披露しているのだが、そうではないのか(受け入れたわけではないのか?)。受け入れたわけではないなら、何故、常に削除ボタンを表示しているのが前提となる案など考えたのか?

これに対するグリフォン様の回答はこう。

イ・ロ・ハ・ニについて。
・イ
書いた”つもり”はない んだろうな。
ところが結果的には惜しむべし、「自分にとっては心地よい、正しいもの」だという説明にしか、なってない。
下に一応引用するが、このへんは表現的にごくあからさまな部分というだけで、
むしろ断定的表現の部分も「そりゃ主観だろが」「お前の中でそうだとして、他の人はそー感じるとは限らん話だな」と突っ込みまくるいう性質のものだったりする(※それはダメという話でなく、使い勝手を論じる性質上むしろ自然だし、そうであっていい、というのが当方の一貫した主張だが)
 ↓
「どうだろねえ。自分はそう思わない」
「それが絶対的に正しいとは主張する気もない」
「言わないと思うなあ(主観)。」
「ここは危険ですよと、看板立ててあげたいわ、おれは。」


・ロ  
>(1)けど、どうなのよ。個人の好みの問題を「欠陥」「優れている」などと表現する人間って。
>(2)少なくとも、おれの知ってるグリフォンはそんな書き方しない。
>欠陥とまで書く
>で、最初の「こっちが(IE)優れている」というのが明らかに間違いであることは訂正も修正しないのかな?


・ハ
イに同じ。


・二
「説明を受けいれたとしか思えない新案を披露」というのはこれのこと???(後略)

まず、お話にならないロ)に対する回答を片付けてしまうおうか。ここで引いている4行、わざわざ『上記長々と引用した、おれの「だらだらと書いた」文章において』と断っているにも関わらず、他の場所の文章なわけだ。これを4行引用して何の意味があるんだろう。少なくとも、まったく回答になっていない。ひょっとして、グリフォン様、質問されると、突発的に日本語が理解出来なくなったりするのかな。

続いて、ニ)とハ)。おれの質問の構造を抽象すればこういうものだ。

イ)Aと書いたつもりはないが、どうか。


ロ)Bと書いたつもりもないが、どうか。


ハ)Cと書いたつもりだが、どうか。

おれのイ)とハ)に対する回答が同じになるということがあり得ない。何故ハ)への回答が「イに同じ」で済むと思えるのか、心底不思議。

好意的に解釈するなら、グリフォン様は、どうやら、おれの「Aと書いたつもりはない、Cと書いたんだ」に対して、おれが主観であることを表明している部分を引用して、故にこの文章は主観的である、故に「Aと書いている、Cとは書いてない」と言いたいらしいのだ。

屁理屈にもなっていない。論理が飛躍するんではなく、そもそも大好きな筈の「論」がどこにもないんである。いくらなんでも雑過ぎないか?

しかもだ、こっちは丁重にもしAとかBとか読めたのなら、それは誤読なんだが、こちらが「だらだらと書いた」せいなんだろう、おれはCと言いたいんだという部分に対しては、一切スルー。

もうはっきり言うがね。



逃げてるのはお前だよ、グリフォン

こんなこと書き続けて、10回続きました自慢ってどうなのよ。


4つ目のニ)に対する回答、加えておれが細部とする部分への反論も突っ込みどころ満載、いくらでもその酷さを検証することは出来るが、今回はやらずに(続くなら次回以降にやってもいい)、違うことを書く。

 * * *

今回のやり取りで、初めて「説教」という言葉を使ってみようか。そして、この説教、既にグリフォン様とは何のしがらみもない、イチ年長者が言っているということだけは理解した上で読んで頂けるとうれしい。

もう少し謙虚になってみたらどうか。大好きな「論」にも「議論」にも。この謙虚は「誠実」という言葉で置き換えてもいい。

グリフォン様にとっては「論」は、倫理、特に職業倫理を超越したところに存在する絶対的な価値観なのかもしれないが、少なくとも当たり前の世間は、そうはみない。そんなこと、普通に生きていれば当たり前だと思うんだが、どうやら、そこがまったく理解出来てないようで心配だ。SNS全盛の時代となり、おれの心配が悪い方向で現実化する可能性は高まっている。

繰り返すが、おれには既に何のしがらみもないので、心配するなどと言っても、こうやってネットで駄文書き連ねるだけであって、それで何がどうなるものでもない。ないのだけれど、おれは、心配のあまり心配する内容を現実化すべく、晒しあげてトドメを刺しに行きかねない人間であることだけは、記憶にとどめておいて欲しいと思う。

嫌いなんだよ、自分の立場を棚に上げて、ばっくれる奴がよ。