落日のグリフォン
これ続くな。一生続くな。あの世でも続くな。きっと生まれ変わっても続くな。というわけで、前回のおれのはここ。で、グリフォン様のはここ。
どんどん酷くなってるんだけど、大丈夫なのかなグリフォン様。
その例証内容自体の話と解釈するなら、それに関しては「その6」で論評したとおり。「7」でもさらに書いてあるか。
で、彼がここで読者にPRしようとしたのは、当方が「6、(のちに7も)」で反論を述べた自分の論が、<実は有効だったのである、それは論じる順番をかえたというグリフォンの行動が状況証拠になるのだ>というものでしょ(その説得力はさておく)。
何でこうなっちゃうのか、さっぱり分からない。「例証内容自体の話」ではない。ましてや引用部分の後パラグラフ、完全な誤読だ。何故そう読み間違えしてしまうのすら、おれには理解出来ない。順番の話はもうオマケみたいなもんで、ハナからどうでもいい。
当然、これも手続きについて言っている。
グリフォンが突っ込んだ対象のおれの元の文章はこう。
やたら「論」だ「議論」だって言っておいて、その程度のもんなのか。つまり「感情的な罵詈雑言」はなしだけど、揚げ足取りあり・論理的インチキあり・誤魔化しはありだと。自分の得意だと思い込んでいるテリトリー(?)に引き込みたいだけでしたと。つまり、論理や知性や常識や教養や、そういうものに対する誠意など、自分は持っていませんと。
ああ、おれの中の「議論のグリフォン様」像が、土台から、がらがらがっしゃーん!
そして、今回も実際に誤魔化そうとしている。例えばここ。
最初のパラグラフは2回「つまり」を使って、2回論理を飛躍させている。が、ここで書いたふたつの「つまり」以降の文は、自分の結論でもあり、まさに主張したいことでもある。だからこそ、枕にこう置いて、この日の文章の開始としている。当然、その後に細部の例証に入るわけだ。そうして、もう一度ラストでこの話に戻るという構成になっている。
これが挑発的だとか何だとか、そういう批判ならまだ分かるんだが、別にとりたてて珍しくもない(と思うが、そうじゃないんだろうか)、文章構造に対して、グリフォン様はこう反応してしまう。
今回の話題全体をつらぬく先方の欠陥がまさに出ているけど、彼はこういうふうに「罵詈雑言をダメというのがメイン」といわれたら、じゃあ揚げ足取りは「あり」なんだ、と考えるような、議論の有効性の範囲に関する勘違い(?)をしばしば行ってしまう。これ、本気か冗談か判然としないが、本気で言ってるならかなり危うい。
勿論、結論であるから本気であり、論理的飛躍があるんだから冗談であり、そうして何より話の枕なわけだ。この部分のみを捉えて、「議論の有効性の範囲に関する勘違い(?)をしばしば行ってしまう」などと反応してしまうグリフォン様の読解力、いやもう相当面倒くさくなっているのは理解出来るが、さすがに不味いんじゃないのかね。揚げ足取りにすらなっていない。
議論の手続きに関して言えば、「一部引用削除して歪曲」の件で前回自分はこう書いた。
誤魔化そうとしているだけなのか、本当に分かってないのか、この件に関しては、別に結果としてなされたグリフォン様の主張の可否については、こちらは何も言ってないんだわ。おれの発言の趣旨を一部削除することで歪曲して、それに反論(した内容ではなく)してしまうのは、議論の手続きとしてどうなのよと、言っている。
今回のグリフォン様、もうこの件はスルーして、本論ではない細部への反論だけだもの。いくらなんでも苦しい。せめて誤読したと申し開けば、まだ救いがあるものの、スルーするようではやはり意図的に歪曲したことを、暗に認めていると理解するしかないんだが、それでいいのかね?
どうでもいい細部にも、もう少し付き合ってあげる(親切メモ8)。
・ほかの人たちが私個人に「アプリ使用を薦める」話とは、DMチェックという別手段で済んだ。それは自分個人の利便性や選択の話で、別に語るまでも無くその時点でそのテーマは消滅。で、残るのは【それとは別に行っている】公式デザインへの要望をする意味で、最終的にはそれを論じれば収斂される。(その話は薦めた人にもしてるし逆にこの「こまめに見る」提案もあった)そこでアプリ導入の話は終わり。
勝手に消滅させたり収斂したりすな(苦笑)。てか関係ねえんだよ、そんなことは。いいかね。上記で書いていることは、すべて自分が指摘したことを肯定しているようにしか読めない。この部分。
これを笑う為に、グリフォン様の不便を解決すべく、グリフォン様にアドバイスしたご友人の方々は、おれみたいに単にグリフォン様をおちょくりたいのではなく、本当にグリフォン様の不便を慮って、アプリを勧めていることを書いた。しかものその勧めは、ツイッターって、こういうモノであるからして説得力あるよねと。にも拘らず、その説得力ある勧めに対しても、グリフォン様は自分が要望することの正当性を延々主張していたよねと。ああ、グリフォン様って、やっぱり、おかしいね。
グリフォン様の不便が、その後になってどう解決したかについてなど、まったく問題にしていない。その時点で、せっかく親切にアドバイスしてくれる友人たちに、自分がオフィシャルに要望することの正当性を「その話は薦めた人にもして」しまうグリフォン様の痛さを笑っている。何回同じこと書けば分かるんだろうな。
* * *
で、今回の笑いどころ。
グーグルクロームのデザイン上の欠陥。複数開いてる時は目当てのタブをクリックするのだが、閉じる為のX印がむきだしでしかも台形状なので見るつもりのクリックが「消す」ボタンを押した扱いになり消える。書きかけ文章も一緒に(笑)IEはカーソルがタブ上に来てX印が出る仕組み。こっちが優れてる
これと、
この話題ついでに素人的な、ソフトの不便話を書いてみよ。アウトルック・エクスプレスのメールってずっと「返信」「全員に返信」「転送」だけど、Aさんにメール後「あれ、あの件を書き忘れた」と、もう一本を送るというパターンって多いと思う。なんで「追伸」ボタンってないのかな。ずっと素朴に疑問
これ、同じソフトウェアに対する要望なのに、随分違うよねという、おれの突っ込みに、
どっちも主観的な話であることにそもそも大きな差は無い。
だそうです(爆笑)。そりゃそうだ。
このふたつのツイートを、一生懸命、両方とも「主観」なんです同じなんですと言って、それで何になるのか、まったく分かりません。
* * *
さて。
そもそもの発端、クロムとIEの話に関しては、最初に丁寧に丁寧に説明した。
それに関して、グリフォン様がここの最後で提案した新案を、おれはここで、Windowsのボタンという概念はどういうものなのかという話を説明した上で否定した。
今回の話には直接は関係ないと断って、オマケとして、マウスでボタンをクリックする際の誤操作を避けるべくティップスまで書いた。
このいずれも、実際にいじってみれば、おれの指摘・説明が事実として正しいものであることなど、中学生でも理解出来る(グリフォン様が、本当に理解出来ない極端に偏った知力・理解力しか持っていないという可能性も否定はしない)。ところがこの複数の話、しかもわざわざ、おれがオマケと断った話まで含めて(とわざわざ書いて)、グリフォン様は、こう誤魔化そうとした。
一番下の、全体を支える土台は崩した、あとは全部が、がらがらがっしゃーん・・・・
土台なんて何も崩れてないことを論証すると、今度はこう。
「ああ、<メモ8氏にとっては>、ああいうデザインが使いやすいのか、こういう機能は<メモ8氏には>余計だと感じられるのか」という話を、ふつうに楽しく読みました。
この時点で「がらがらがっしゃーん」はどうなったんだという話なんだが、まあそれはいい。挙句、今度はこうだ。
>曲りなりともシステム屋である自分が、丁寧に説明
>んなこたあ、書いてないだろ
いやそれが貴方、「んなこと」だったんですよ、読んでみるとこれが(笑)。
それは氏の能力が高い低いとかシステム屋といってもピンキリだとか(笑)、実務をやってても説明や考察の力までは担保しないよな、とかそういう部分が影響してるかもしてないかもしれないんだけど、、そもそもは本質的にそういうものなのだという面があるんだけどね。
逃げまくり。
何を言うのも勝手だ。どんな我がままな要望だって好きに言えばいいと思う。主観を主張してはいけないなどとは最初から一言も言っていないし言う気もない。グローバル・デザインだ何だと、主張することの正当性を肯定するご高説もあるんだろう。そんなこと否定していない(どころか一切相手にすらしていない)。
しかしだ、主張することの正当性をどれほど強く肯定するご高説も、その要望自体のレベルの低さを肯定するものではない。その要望がこういう理由でダメなんだという丁寧な指摘に対して、こんな開き直りしか出来ないようでは、最初から論がないのはグリフォン様としか言いようがない。
がらがらがっしゃーんなどという論理にもなってないインチキ。複数指摘している手続きの誤魔化し。些細なミスさえ認められない狭量さで自分の首を絞めてしまい、誤魔化しすら出来なくなって挙句はスルー。おまけに、余談で出てくる例え話など、誰でも3通りくらい反論の方法が思いつくレベルの低さ。
論がないのはグリフォン様。これ、もう結論でいいと思うんだ(客観)。