電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

アーリーアダプター

谷川さんが、ツイッターを始めたことで、ようやく格闘技系にも本格的なツイッターブームが来る感じがする。やっぱり、おれごときがギャアギャア言っているレベルだと、所詮、いわゆるひとつのアーリーアダプターレベルで。

アーリーアダプターという最近急に見かけるようになった言葉を調べてみると、まず「adapter」ではなく「adopter」であることで、へえと思う。「adapter」だと微妙に色々な意味が乗るような気がするんだが「adopter」なら、単純に「新しいモノ好き」でいいわけだ。それを「新しいモノ好き」だと、多少軽薄な感じがするところを、「おれはアーリーアダプターだからね」などと言い換えてみると、ちょっとカッコいいかのような気がしてしまうところがミソ。

自分は最初この言葉「adapter」だと思っていたので、だったら「早期適合者」という感じであり、なんかエヴァかなんかに出てきそうなネーミングだと思って、ちょっと面白いと思ったんだが、世の中、そうは面白さを優先してはくれない。

K−1ツイッターは、オフィシャルと谷川さんとクマのキャラクターの3アカウント構成という王道を行きつつあるが、ひとつ明確に間違えていることは、他者をフォローをしようとしないこと。それじゃあ、興味ある人しか見に来ないじゃないか。ツイッターの最大の武器は、興味ない人間に、フォローという手段で、直接コンタクトを取って、その結果、興味を持ってもらえる可能性があるということで、そこに気付かないと、あまり意味ないんじゃないかとも思う。だったら、別にブログでいいじゃんというか。結局、アーリーアダプターが面白がってフォローする段階を超えると増え止まると思う。恐らく数千のレベルで。

格闘技の世界の背広組では、最も著名な人である谷川さんであっても、世間的には大した知名度ではないわけだ。勿論、自分なんぞと比べると、遥かに遥かに著名人なのであって、こっちがシコシコ数ヶ月かけて、数百人に増やしたところを、数日で5百超えとかしているのを見ると、羨ましい限りではある。