愛ある無差別級
多少の時間差をおいて、一昨日発表した9月26日のヴァルキリー07のカードを紹介させて頂く。
しかし、中井りん選手のブログは、運営サイドとしては、こう何というかストレートに紹介し難いな。まさに苦笑、という感じで。いや選手の側からのこういうアピールは非常に大切ですし、主張の強さというか、インパクトは、もういくら感謝してもしたりないという感じなんだが。同じ、はてなブロガーだし(笑)。注目です。
飛ぶ、中井りん選手(定番)。
以下は、ヴァルキリー・オフィシャルより。
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ヴァルキリー3本目のベルト決定トーナメントは、無差別級!
初代チャンピオン・辻結花、第2代・V一と、既にタイトルが動き始めている女子フェザー級(-52.2kg)、6月大会で、玉田育子が初代チャンピオンとなった女子フライ級(-45.4kg)に続き、ヴァルキリー3本目のベルト・無差別級の初代チャンピオンを争う、4人トーナメントが始動する。
今大会で準決勝2試合を行い、勝者同士が次回11月大会で決定戦を行う。
(※怪我等があれば延期の可能性もあり)
■女子無差別級 初代チャンピオン決定トーナメント準決勝 3分3R
中井りん(修斗道場四国)vs.超弁慶(ガムランナック)
女子総合の現在において、最大のホープといえば、この中井りんだろう。デビュー以来無敗のまま、ヴァルキリーでも2戦2勝。本人もベルトを巻くことを希望としており、ホープから頂点に、いよいよリーチをかける。
対する超弁慶、ジュエルスは勿論のこと、J-GIRLS・シュートボクシングの打撃系にも参戦、まさに国内各団体を又にかけ、重量級ではトップ戦線を争う1人だ。が、その本領は何処にあるのかといえば、初参戦時に衝撃的な勝ち方を見せた、パウンド有りのこのルール、ヴァルキリーだろう。
激しい試合になることは確定、すべての局面で目が離せない一戦!
■女子無差別級 初代チャンピオン決定トーナメント準決勝 3分3R
佐藤瑞穂(和術慧舟會東京本部)vs.武田美智子(空手道禅道会広島支部)
佐藤瑞穂は先日13日のブラジリアン柔術・アジアオープン・紫レーヴィ級で優勝したばかり。無差別級となると、体格的には劣ることは否めないが、ヴァルキリー・プロパーの慧舟會としては、フェザーもフライも戴冠を逃している現在、背負う物は重い。
対する武田美智子はヴァルキリー初参戦。柔道出身ながら、サンボ世界選手権優勝という実績を持つポテンシャルは、初の金網・パウンド有りルールで爆発する可能性大だ。
ともに柔道をベースとする同士、重量級ならではの意地のぶつかり合いとなるだろう。
■62kg契約 3分3R
あやめ(和術慧舟會RJW/HTW)vs.HARI(FIGHT CHIX)
慧舟會、否、ヴァルキリー以降のデビュー組、最大のホープ、あやめが6月大会に続いて連続参戦だ。対するは、ベテランHARI。勿論、ヴァルキリー初参戦。スマックガール初期から戦い続け、女子総合の歴史を試合で語れるファイターだ。キレとコクの新旧対決!
■グラップリングマッチ(GIルール) 女子フェザー級(-52.2kg) 3分3R
ベティコ(和術慧舟會RJW)vs.鎌田ユリエ(GRABAKAジム)
ヴァルキリー2度目のグラップリングマッチ! ベティコは今やベテランと言っていい、生粋の総合選手ではあるが、元々そのグラップリングには定評がある。
対する、鎌田ユリエは先日のブラジリアン柔術・アジアオープン、白プルーマで優勝したばかりの期待の新鋭。金網グラップリングという風景に何が立ち上る?
■大会名称:VALKYRIE 07
■日時:2010年9月26日(日) 開場12:30 開始13:00
■会場:ディフア有明/東京都江東区
■チケット情報:下記にて発売中!
全国チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード 817-172)
チケット&トラベルT-1 03-5275-2778 http://www.t-1.jp/tk/
SRS¥10,000 / RS¥7,000 / S¥5,000 / A¥3,500
※当日券は¥500増しとなります。
グリフォンさんが、丁度今日のブログで、美濃輪選手と無差別級の話を書いていて、自分がちょっと前に書いたことが、転載されていたりする。男子においては、無差別級は既にファンタジーの範疇だとは思う。
が、今回のヴァルキリー・無差別級は、現時点の女子総合のリアル。本来、女子ウェルター(-61.2kg)で成立させることが出来ればベストであったとは思う。が、無差別級で行われることになった。愛ある無差別級とご理解頂ければと思う。ワンピースで、ガープ中将も言っている。愛ある階級は防ぐ術なし。あれっ違ったかな。