電脳如是我聞の逆襲

他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ

レベルの低いファンは、まだこんな事を言っているのか

格闘技興行における手売りの話。

最近益々増長して勘違いが目立つ、カリスマ・アルファブロガー(笑)、兼オフ主催者(苦笑)のグリフォンさんのコメント欄の続き。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20111206/p2

memo8 2011/12/06 09:19
プロモーターサイドの人間で、公に向けて、選手の手売りの重要性を訴えたのは自分が最初だが、世間知らずな専門マスコミな連中からは随分何馬鹿な事言ってんだと笑われたなー。ファンに笑われるのは構わないが、なーんも知らないタカリなマスコミに言われたかねえよと、ふつふつと怒りがこみ上げたもんだわ。

▲ 2011/12/06 18:49
企業として広く営業する努力を他人に押し付けといて、随分偉そうに言うなあ、と感じる。それでやってけないなら店を畳んだ方がいいと思うよ。

主催者と選手の関係は「他人」ではない。まずはここを理解できないプロ志望の選手は、プロを志望することをやめた方がいい。

さらには、何も知らずに選手に誤った入れ知恵する関係者やファンが、もし未だ残っているとするなら、キミが格闘技の世界を駄目にしているんだよ、そういう知ったかぶりは業界をさらに縮小する効果しかないんだよと断言しておく。

現状においてすら、総合格闘技は、音楽や舞台芝居の世界のように明確なノルマがないだけ、選手に優しい。それは選手にとって売り手市場として、日本の総合が始まってしまったからだ。草創期から興行が乱立し、選手を奪い合う状況が存在したからこそそうなった。

既存の主催者が信用できないなら、選手サイドで興行を主催すればいいだけ。そうして、どんどん興行が少なくなって、密接関係な営業、もしくはそれまがいの強制的なチケット営業システムが機能しやすい地下系だけになって、やがてはそれもなくなって、総合格闘技の世界が消滅するならそれも必然。現状においてすら、プロモータはみんな悪い奴だぜみたいな古き良きプロレスラーが言うような価値観が通用するほどの市場規模が残ってない。つまり、儲けているプロモータなど、既にどこにもいない。もっと正確にいえば、過去においても総合格闘技で儲けるというレベルまでの収益をあげたプロモータなど、ほぼいない。

こんな事は、内部にいる大人なら誰でもわかっている事。

ただ、プロモータサイドはこういう事を声を出して訴えるわけにはいかなかった。公に訴えても、ファンにも選手サイドにも、反発を買うばかり。だがら、自分が言ってみた。当然のように、反発を買って、色々なところで嫌われた。分かってやった事だとは言え、否、分かってやった事だからこそ、せめてこの程度の事は当たり前、常識になって欲しいと切に願う。